江戸中期高浜村の庄屋上田伝五右衛門(うえだでんごえもん)が肥前(佐賀県)から陶工を招き、天草陶石を原料として焼き始めた高浜焼の窯跡。
当初は、茶碗、皿、など日用品を焼いていたが、安永7年(1778)には長崎奉行所の命を受け紅毛人(オランダ人)向けの赤絵錦手の焼物も製作し長崎出島での出店も始め、高浜焼の名声を高めた時期もあった。その後、幾多の変遷があり経営不振になったが、明治元年(1864)に第12代上田定行の時再興し、実用物を焼き幕末に至ったが、明治32年(1899)に窯は閉鎖された。
スポット
高浜焼窯跡
たかはまやきかまあと
施設情報
名称 | 高浜焼窯跡 |
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所在地 | 天草市天草町高浜 |
駐車場 | 3台 |
アクセス | ・熊本市から車で(下田横断道路経由)2時間45分 |
TEL | 0969-42-1115(高浜焼寿芳窯) |
FAX | 0969-42-0640 |