スポット

五足の靴文学遊歩道

ごそくのくつぶんがくゆうほどう

 明治40年、日本の近代文学の基礎となった作品を次々と世に送り出した、与謝野寛(鉄幹)、北原白秋、平野万里、吉井勇、木下杢太郎の5人の詩人がたどった道を遊歩道として整備したもの。
 休みながらでも、大人でおよそ50分ほどのコースと、2時間近くかかる全行程(およそ3㎞)のコースがある。途中には、数箇所の展望所(休憩所)があり、休みながらゆっくり踏破できる。

 
 明治40年(1907年)夏、東京新詩社の主宰の与謝野鉄幹とその門弟、北原白秋ら5人は、1ヶ月にわたる九州旅行を企画。世に言う紀行文「五足の靴」の旅。
 特に天草では、大江天主堂の司祭ガルニエ神父を訪ね、その宗教的雰囲気に深い衝撃を受け、白秋は2年後に「邪宗門」を出版。
 他の4人も詩、短歌、キリシタン研究へと独自の境地を拓き、この旅を契機に近代文学史上不朽の作品を残した。

※ご注意※
①遊歩道の整備は例年5月・10月・3月の年3回を予定しております(時期変更の可能性あり)。安全・快適にお楽しみいただくためには、整備後のご利用をおすすめいたします。

②雨天の場合は、落ち葉等で大変滑りやすくなっておりますので、お足元にはくれぐれもお気を付けください。

施設情報

名称 五足の靴文学遊歩道
所在地 天草市天草町下田北~下田南(約3.2㎞)
駐車場

10台

アクセス

・熊本市から車で(下田横断道路経由)2時間40分
・九州自動車道松橋ICから車で2時間20分
・天草空港から車で50分
・「下田大橋」バス停から五足の靴文学遊歩道入口まで徒歩5分

TEL 0969-42-1111(天草市天草支所 まちづくり推進課産業建設係)
FAX 0969-42-0475
備考

運動靴をご準備ください。落ち葉で滑りやすいところがありますので、じゅうぶんご注意の上お楽しみください。

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